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音別〜浦幌


メモ

 この経路は意図せぬ冒険となりました。最初は音別から道道241〜道道500に入りました。そこで道道500から道道361に抜ける道が有るらしいのでそれを見つけるか道東林道付近の林道(小音別林道・白音林道・里音別林道)辺りを走ろうかなと思ってました。ところがぼけーっと走っていたら前者に気付く前に道道500の終点に着いてしまい、目の前には砂利道の林道が。興味が湧いたので方針転換、目の前の林道を調べる事にしたのでした。
 ところが道東林道に繋がりそう…と走行中判断したものの、道東林道に関する自作メモを持ってない事に気付いたり、人里に出る前に日が暮れたり、急勾配+路面ぼろぼろの道に遭遇したり、チェーンゲートに遭遇したり(幸い鍵の無いタイプだったが…)、鍵つきのゲートに阻まれたり、とピンチの連続でした。
 尚、この経路は正直全くお勧めしません。確かにスリルは沢山有るものの、危険度も高く途中でトラブルが起きたとしても引き返すにも迂回するにも長大過ぎてリスクが高すぎます。更に出口でゲートの施錠まで行われていたら又危険な長い道を引き返すのか…と考えるとどうしてもお勧め出来ません。

MAP

 走行経路は次の通りです。項目クリックで該当写真に飛びます。尚、この地図は案内看板の物に手を加えた物です。

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チェックポイント

道道500

03-01 道道241から道道500への分岐。山を越えた浦幌炭鉱側にも道道500はありますが、現時点では未開通です。
道道500に入っていきます
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霧里林道

03-02 道道500の終点はY字路。左側が『霧里林道』(ムリ林道)。左側が看板は無かったが、恐らく『ポンムリ林道』。写真は霧里林道の入口とその標識。写してませんが、この先に道東林道が有りますが車の通行は危険です、みたいな看板がありました。
看板の文字は『霧里林道、幅員4.0m、延長10,294m』
03-03 霧里林道を進むと再びY字路に遭遇。左側が霧里林道で、右が霧里越林道。
看板の文字は『霧里越林道、幅員4.0m、延長10,758m』
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霧里越林道

03-04 霧里越林道に入っていきました。入ってすぐのところで林業作業が行われていました
03-05 霧里越林道。山を蛇行しつつ登っていきます。所々ある崖はあんまり覗きたくは無い感じです。この画像ではおとなしめですが、各所に路肩の崩壊・崖崩れ・路面の浸食があります。
03-06 ようやく山の尾根に登りつめた所。T字路になっています。此処まででも通常の林道レベル以上の危険がある道路でしたが、そう問題はありませんでした
03-07 上記T字路の右側。チェーンゲートが有ります。
03-08 そろそろ日没の危機です。照明もガードレールも無く、突然の道路損壊も有り得る林道の夜間走行は一番やりたくない事です。行くか戻るか…。多分この段階で戻るのが正解でしょう。私はここで『行く』を選んだおかげで苦労する羽目になりました
03-09 道路崩壊箇所。こう云う場所だと軽自動車は有利です(幅が狭い上に軽い)。これくらいの箇所ばかりなら未だ良かったのですが…
03-10 看板が無いY字路。右側に川が走り、手前から奥に水が流れていたので右の道に行けば里に下れる…と思いきや
03-11 右側の道はすぐ先で崖崩れと倒木で通行不能。だめだこりゃ〜
03-12 左の道を選択したらこれまた再度Y字路。左の方が下向きなので里に行く方向かと思ったのですが、路面の草の生え具合から判断し右を選択 (仮に左が里に繋がっていたとしても路面を見るに支道であると思われる。そんな道はあまりメンテがされないため、結局通行不能の可能性が多い)
03-13 暗くて分かり難いでしょうが、今回の難所の一つ。傾斜が急な上に路面が雨水の浸食で削られ溝が沢山出来ている状態。私の車はFFなので急勾配はあまり得意ではない上に、溝に嵌ったら進退窮まる状況も考えられました。車から降りて走行ルートを検討した上で挑戦、何とか登りきりましたが…
03-14 タイムオーバー。とうとう日没です。此処からはミスは許されません。
03-15 険しいUP&Downや落石や路肩の崩壊、急勾配を乗り越えようやく太い道に合流すると思ったら…チェーンゲートが有りました。一瞬引返さないとか…とがっくり来たものですが、幸い鍵でロックされていなかったので何とかなりました。
引き返すこと自体はそんなに嫌ではありませんでしたが、悪条件の急勾配な下り坂を引き返す事を想像すると背筋に何か走ったのは正直な話です
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道東林道

03-16 暗くて良く分かりませんが、上のチェーンゲートを抜けた後。T字路になっています。もう日は完全に落ちています。しかし左右どちらが里に近いか…は一見では全然判断できません。ある意味究極の選択状態でした
03-17 右側を選択。下りが続きこれはいい調子かもしれない…と思ったら工事中につき閉鎖。精神にクリティカルヒット
03-18 しょうがないので引き返し、先ほどの交差点を左に進むと杭を発見。『奥地林道道東線』…って道東スーパー林道ではないですかっ。此処迄来る間に若しかすると…と予感はしていたのですがそのカンは正解でした。恐らく先ほどのT字路が霧里越林道(若しくはその支線)と道東林道の合流点だったのでしょう。
此処から約30〜40分くらい走り続けることになりましたが、路面状況は暗かったせいで割増に見えたのかもしれませんが、落石・雨水の浸食・崩壊等かなり危険な状態でした。明るい内なら未だ違ったのでしょうが…
03-19 ようやくゲートを発見です。比較的立派なゲートなので人里も近いッ、と喜び半面、若し鍵がかかっていたら…との危惧半面(若し出られなかったら、此処から全て逆に戻らなくてはいけない)。結果的には鍵が掛かってはいたのですが、無理をして脇をすり抜けました
03-20 そして、ゲートの脇の看板。なんか見たことあるなぁ…。使い回ししてるのかな…。って現在地見たら此処、留真温泉側の出口じゃないかっ!!
その瞬間の私の心の中の感情を伝えるのはとても難しい、とだけ記しましょう
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雪の結晶(1KB)
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Mut!