尺別炭鉱は音別町内に約30年以上前迄採掘されていた炭鉱です。今ではその付近には民家すらなく、牧草地や放牧地が広がっています。
現在残っている遺構としては、職員住宅・鉄道の橋の橋脚・給油所・郵便局跡位です。
![]() | 先ず目に付くのがこれ。恐らく跨道橋の橋脚部分と思われる。周囲を見ると今は無い鉄道の走っていただろう部分に多少の盛り土が見られ、線路の走行経路が察せられる |
![]() | 尺別炭鉱閉山30周年の石碑 |
![]() | 恐らく遺構の一つですが、何の為のものかはわかりません |
![]() | 給油所跡。放牧地の中に立っていて不思議な違和感をかもし出している |
![]() | 尺別生活館跡 |
![]() | 少し奥に行くと道路に平行して鉄道が走っていたようで、その為の橋脚が残っています。尚、道道361はこの先砂利道の林道に変わり山の中で終止しているようです。実際砂利道部分を走行しましたが、廃道となっているような雰囲気で、通行不可能だったので引き返しました。 |
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奥地に進んだ後、取って返して職員住宅跡を捜索していたらば発見。 職員住宅は石碑のあるところから見て南側の小高い丘の上の放牧地の中に建っている(画面中央の丘の上に見える二つの建物)。 尚、この道は道道361からの分岐で北に進む砂利道。山中を進み道道500にぶつかるらしいのですがほぼ廃道状態で杜仲で引き返したことも追記します。 |
![]() | 丘に登り近づいてみたところ。同じ設計や構造ではないようだ(手前の方が新しい?) |
![]() | 手前の方は壁の崩壊も少なめ |
![]() | 奥の方は崩壊が著しい。壁の構造や建物の設計は浦幌炭鉱の職員住宅にかなり似る。但し壁に使っているブロック材の原料が多少違うらしく、此方は全体的に赤みを帯びている |