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パンケキナウシ林道


メモ

 先ず最初に。この林道は危険です。少なくとも、流水による路盤流出部が4つ以上、川による路肩崩壊が2つ、土砂崩れの土砂の路上への氾濫・残存が2つ、そして極めつけは橋の損傷です。橋の損傷以外なら2輪でも大丈夫な状況でしたが4輪ではかなりきつい状況です。しかも橋の損傷は正直洒落になっていません。暗かったので状況は殆ど確認できなかったのですが、橋自体の水面からの高さも結構有り若しもの時は…と考えると怖いとしか言い様が有りません。
 道路自体も補修の手が入った形跡も見られず、又、道路の状況から整備放置状態にあると見てもいいかもしれません。

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チェックポイント

04-01 入って暫くは笹の野原の中をのんびりと走る道でした。これは問題なく終わりそうだなぁ、と面白く無さげに思ったりしました。得てしてそういう予想は外れるものですが。
04-02 笹の中の道が終わり、山と森の中に入ると上での楽観はぶち破られました。いきなり路盤が削られています。軽自動車なので余裕で通過できましたが、大きな車の場合はきつそうです
04-03 路盤流出その2。削られた深さは上のと同等かつ範囲が広すぎます。結局道路の右側に大きくトラバスして越えましたが、右側は右側で水に削られて出来た溝やぬかるみが有りはまりかねず、結構肝を冷やしました
04-04-01 何とか苦難を越えて行くと分岐にぶつかります。まっすぐがパンケキナウシ林道の本道、左がパンケキナウシ第1支線林道です。写真では分かりにくいですがなぜか左の支線林道の方が立派に見えます。真っ直ぐの本道は路面が苔むしかけており廃道モドキなんじゃないの、と思わせる雰囲気を感じました。その理由は少し後になって分かるわけですが。
尚、写真に見える車の丁度左辺りに支線林道の標識がありました。…が、標識の表示の部分が地面に落っこちていて杭しか立ってない状況でした。落ちた理由は良く分かりませんが、杭がぐらぐらな状態かつ、杭にあたらしめの傷が有ったのには気が付きました。画像クリックで落っこちていた標識の表示の部分の写真になります (パンケキナウシ林道開始の交差点から4.3km)
04-05 森を抜けた辺りで車のライトにきらきらと丸い物が…通行止のマークでした。標識の後ろは橋で『緑栄橋』という名前です。車を降りて調べた所、暗かったので良く分かりませんがどうも河川の氾濫か何かのせいで被害を受けているのではないかと推測されました。丸く光るのは雨です。この頃には雨も強くなる中、闇も迫ってくるというあんまり良いコンディションではない状況でした
04-06 そしてコレ。橋に丸ごと覆い被さった倒木です。コレによって損害を受けているのかとも思いましたが特にそんな気配も無い様子です。因みにこの橋は水面から結構な高さが有り、もしもの時は結構危険です
04-07 道路の多くを削られてしまっている状況。右側を走る川が増水による氾濫時に削ってしまった物でしょう。とんでもなくやばすぎます。幸い道路の左側の方に余裕が有ったのでびくびくしつつも何とか通過できました (パンケキナウシ林道開始の交差点より5.7km)
04-08 そして同様の崩壊箇所がもう一つ。削れ方は上の物よりも少ないですが、それでも危険には違い有りません。これも左側に避けつつクリア (上の崩壊より0.1km後)
04-09 上の二つを抜けると、道も川から少し離れたようで安心できるような道になりました(少なくとも川が原因の道路損傷は無さそう…と思った)。ところが、今度は…倒木です。恐らく作業をされる方が切断を行い抜けられるようにしておいたのでしょうが、そうでなかったらアウトでした (パンケキナウシ林道開始の交差点より10.2km)
04-10 写真では見難いですが、右側に土砂崩れが有ったようでそれによって流れてきた土砂が道を覆ってました。また、未だ左側から水が流れてきている為、右に沢か何かがあるのかもしれません。かなりの凸凹と柔らかい路面に危機を感じましたが、何とかクリア。因みに同様の物がもう一箇所有りました (パンケキナウシ林道開始の交差点より11km)
04-11-01 林道の入口に近づいてきたようで、進入禁止の標識が有りました (クリックで逆サイドからの画像)
04-12-01 ようやくで入口と思しきゲートに到着しました。このときばかりはほっとした物です。
画像クリックでゲートに啓示してあった文書(いや、橋以前の道路の路肩も結構やばくて橋に着けるかどうかすら危ういと思いましたが…)。 (パンケキナウシ林道開始の交差点より13km)
04-13-01 道道718との合流部。画像クリックで標識のアップ (パンケキナウシ林道開始の交差点より13.5km)
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雪の結晶(1KB)
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Mut!